次回のご案内


◆高麗時代の大蔵経と仏事-蔵経道場を中心として-

 蔵経道場とは、高麗時代に大蔵経の転読を中心として開催された仏事です。大蔵経(蔵経)とは、釈迦の説いた教えをまとめた経蔵、教団の規則をまとめた律蔵、教理の研究をまとめた論蔵の三つ(三蔵)からなる、仏教経典の総体のことです。高麗時代の大蔵経と言えば、11世紀に刻板された初雕本と、モンゴルの攻撃で初雕本が焼失し再び13世紀中葉に刻板され、現在も韓国の海印寺に板木が所蔵されている再雕本の二つが、高麗版大蔵経として知られています。

 蔵経道場は、『高麗史』によると、第8代国王顕宗の時代の1029年に王宮最大の宮殿である会慶殿で、1万人余りの僧侶への食事供養をともなって開催されたのが最初の記録として残っているものの、それ以前から開催されていたと推測されます。その後、第10代靖宗の時代の1041年に春秋2回開催される恒例行事として整備され、朝鮮時代の初期に廃止されるまで続きました。今回のフォーラムでは、韓国中世史(高麗時代史)を専門とする安田純也氏を招き、蔵経道場を中心に大蔵経と仏事とのかかわりについて話してもらいます。


講 師:安田 純也氏 滋賀県立大学 非常勤講師


日 時:2017年8月30日(水)午後6時~

場 所:愛知韓国人会館 5階 大ホール

    〒453-0013 名古屋市中村区亀島1-6-2

    名古屋地下鉄東山線 亀島駅③出口徒歩1分

参加費:500円 ※資料代として

   ※席に限りがございます。事前に必ずお申込みください。

お問合:韓日歴史・文化フォーラム事務局 TEL:052-452-6431

お申込:下記の申込用紙をFAXしていただくか、お問合せフォーラムからお申込みください。

      FAX:052-452-1716


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韓日歴史・文化フォーラムとは


 韓日歴史・文化フォーラムは、2004年に退任した柳洲烈(ユ・ジョユル)元駐名古屋韓国総領事が、2001年11月からほぼ毎月開いていた「韓日歴史座談会」を継承・発展させようと、7人の有志が呼び掛け人となって始まりました。
3ヶ月~4ヶ月に一度の割合で、韓半島の歴史・文化等、この地方でも縁のある題材を中心に、その分野では著名な講師を招き、開催しています。